ニッケルめっきの特徴
- 白色で硬くてさびにくく、耐薬品性に富み「さびない鉄」ともいわれます。
- 電気めっきは比較的容易で昔から行われていましたが、その後無電解ニッケルめっきが開発され、両者とも広く利用されています。
- ニッケルめっきは浴の種類が多く、無光沢、光沢、つや消し(サテン)、半光沢、クロニッケル、二層ニッケル、三層(トリ)ニッケル、複合めっき(分散めっき)、他の金属との合金めっきなどが実用化しています。
- 下地めっきとしても多くの分野で用いられています。
- スルファミン酸ニッケルを用いた浴では、応力の低いつき回りも良い皮膜が得られ、電鋳に活かされている。
- 多くの合金めっきが存在し、装飾、機能性付与の分野で用いられています。
電気めっきの浴組成は、おもにシアン浴、ジンケート浴、塩化浴などがあります。
引用、参考文献:
『日刊工業新聞社刊 (社)表面技術協会編 表面技術便覧』、 『日本鍍金材料協同組合発行 藤ヶ谷雄章編 めっき技術ガイド改訂版』、『日刊工 業新聞社刊 丸山清著 初級めっき』
『日刊工業新聞社刊 (社)表面技術協会編 表面技術便覧』、 『日本鍍金材料協同組合発行 藤ヶ谷雄章編 めっき技術ガイド改訂版』、『日刊工 業新聞社刊 丸山清著 初級めっき』